DIC川村記念美術館

「DIC川村記念美術館」のサムネイル画像

DICというのは化学薬品をつくっている会社、主力商品はインクである。そして印刷インクでは世界のトップメーカーである。

その会社の創業者が川村さんという方で、川村記念美術館は川村家の三代に渡る収集品を公開するために1990年に開館したそうだ。

最初のコレクションは長谷川等伯の《烏鷺図》(重要文化財)、その後、ピカソ、ブラック、カンディンスキー、マレーヴィッチ、コーネルなど20世紀美術を中心にコレクションが充実していったらしい。

01_

実はこの美術館、自然に囲まれていて、それがとても気持ちいいのだ。約30ヘクタールの敷地の中は樹木が200種、草花が500種。木立の中の長い散策路を歩くだけでも、くつろいだ気分になれた。

10_

聞くところによると川村美術館への来館者は年間で10万人、自然散策道のある庭園を訪れる人も含めると20万人以上という。30ヘクタールという広さからそう感じるのかも知れないけれど、人がたくさんいても混んでるという感じはないのも、この美術館の特徴だと思う。

11_

なぜ、化学薬品メーカーがこの地に美術館を建てたのか。

最初はDICの研究所をこの地に建てたそうだ。そうしたら公害を心配する地元の方々から声が上がったらしい。なのでDICは環境を整備、市民に開放するための庭園造り力を入れたという。その庭園造りの一環として創業者である川村家のコレクションを展示する美術館を建てたということだ。

14_

当初、来館者は多くても月に100人来てもらえればいいかな、と想定していたところ、一日に100人以上が訪れるので驚いたらしい。そこで毎回同じ展示を観てもらうのも工夫がないので、企画展などもやるようになったということだそうだ。

JR佐倉駅、京成佐倉駅からは無料の送迎バスも運行している。
詳しくはこちから。http://kawamura-museum.dic.co.jp/access/

川村記念美術館






房総ゆらり百景 YouTube チャンネル バナー画像
取材先マップ バナー画像