全国で唯一、明治神宮に献上するお酒の蔵元 鴨川 亀田酒造

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明治天皇時代の大嘗祭の主基斎田が(田んぼ)が安房国(現鴨川市)となり、その縁で亀田酒造で造られたお酒が明治神宮新嘗祭のお神酒として奉納されているそうです。

亀田酒造の主力の酒は清酒 寿萬亀(平成24年国税局主催の酒類鑑評会優秀賞)と大吟醸 見返り美人。

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通常は立ち入りすることができない蔵内を案内していただきました。
なぜ、立ち入れないかというと、酵母菌は納豆菌でダメになってしまうため、朝食などで納豆を食べた方がいる場合を考えてのこと。社内では杜氏をはじめ、酒造りのチームは納豆を食べないそうです。

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酒蔵としての変化と挑戦を常に行い、毎年、新商品を2つ市場に出し、既存商品の中から2つを廃止しているという。

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観光で立ち寄った方にも利酒をしていただけるように整った店内で試飲をさせていただきました。

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お酒だけでなく、こういった器やお菓子、アイスクリームなどの商品もつくられている。

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これは杉玉。
杉の葉でできており、新酒ができたら軒下にぶら下げる。縁起物でもあるが、「搾りを始めました」と新酒ができた告知であり、最初緑だった杉の葉がだんだんと茶色に変わるにつれて、新酒の熟成具合を知らせるためのものでもある。

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「うちは紙パック(の商品)はやらないんですよ。」
取材当日、亀田社長はほぼ半日を我々のために費やしていただき、伺ったお話の中で最も印象に残った言葉だった。

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工場の中では一升瓶の洗浄機が稼働しており、一本一本丁寧に洗い乾燥させている、それを見て「紙パックのほうが楽じゃないですか?」と尋ねると、
「(紙パックはね)どうしても安い酒というイメージがついてしまいます、うちは酒蔵としての挟持を保ちたいから。」と返ってきた。

暑い夏を越えて秋が深まり、冬の支度を考える頃には新酒の季節。
こころをこめて造っている亀田酒造のお酒、心意気を一献いかがだろうか。

亀田酒造






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