顔が見える相手とやりとりをして買い物をするのは愉しい旅の思い出。

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市場の人たちというのは世界中どこへ行っても変わらないと思う。人懐っこくて、ぶっきらぼうで、威勢がよくて、大らかで、そして暖かい。

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毎日を都会で生活し、ただ焼かれずに生き残る事だけを考える日々が続くと、市場の人達のあたたかみや柔らかさに触れた時、なんだか嬉しくなる。

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勝浦朝市のそもそもの成り立ちは天正の時代、今から約400年前。当時の勝浦城主である植村土佐守泰忠(※)が農業と漁業の推進と振興を目的とし、収穫物の交換のための場として始めたと言われている。

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通り沿いに並ぶ70を超える露天には、採れたばかりの野菜や果物、水揚げされたばかりの魚介類、自家製のつけもの、ついたばかりの餅、炊きあがった赤飯、塩辛、なまり節や干物に加え、竹細工に木工細工、わら細工などの工芸品もある。

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市の中を歩いているとあちこちから声がかかるのが楽しい。

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この市を訪れるのは観光客ばかりでなく、地元の人達も生活のために買い物をしていて、それがまたいい。

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地元の人の台所として親しまれ、400年続いてきた勝浦朝市、能登輪島・飛騨高山と並ぶ、日本三大朝市の一つとして知られている。

勝浦の町の基礎を築いた、植村土佐守泰忠の考えは正しかったのだ。

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【勝浦朝市】

毎月 1~15日 6:00頃~11:00頃 下本町通りにて開催
毎月 16~末日 6:00頃~11:00頃 仲本町通りにて開催
※定休日 毎週水曜日、6月第1火曜日、1月1日
※年末・・・12/31まで開催
※年始・・・1/2より開催。ただし、1/2~7は出店数が少なくなります。

【交通】
JR勝浦駅より徒歩約10分 ※駐車場は市民会館駐車場をご利用ください。

※植村土佐守泰忠、慶長16年1月19日(1611年3月3日))は安土桃山時代の武将、江戸時代初期の旗本。植村泰職の子。土佐守。子に植村泰勝、植村政泰、植村家政室。

幼くして父を亡くし、三河国鳳来寺の大叔父二位法印教円に育てられ、鳳来寺薬師別当となり、安養院と号する。三方ヶ原の戦いに僧兵を率いて徳川家康に加勢した。戦後に還俗し、遠江国榛原郡内に領地を賜る。小田原征伐における武蔵国岩槻城攻略で親族の本多忠政とともに参戦し、武功を挙げ、家康の関東入りに従い、上総国夷隅郡勝浦3000石を賜り、関ヶ原の戦い後に2000石を加増され、勝浦を居所とし、それまでの勝浦城を廃城にし、勝浦の街の基礎を築いた。また、領民に市を開かせて、これが日本三大朝市に数えられる勝浦の朝市のはじまりである。子の泰勝は、大番頭にまで昇進し、4000石の加増を受け、計9000石とり、曾孫の忠朝は、さらに加増され、諸侯に列している。(ウィキペディアより)

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